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左手の助け

  • 小林洋子ピアニスト
  • 2014年1月13日
  • 読了時間: 1分

今年に入って一番変わったであろうことは、 気持ちの持ち方かもしれない。 何となくだけれど、リハビリに対して、 心が明るくなったような気がしている。 症状は相変わらずだけれど、昨年は「こんなこと続けていて 何の意味があるのだろうか?」などと思う日も多少はあったけれど、 重い鉛のようなものが取れたように思う。 今現在の思いなので、この先どうなるかは分らないけれど、

神経回路がパニックを起こしているわけだから、 相手はなかなか手ごわいわけだ。 こう思えるようになったのも、 やはり月に一度ライブは続けていて、 指は蛸の足のようなへんてこりんな動きでも、 音楽そのものは良くなっていることを明確に感じるからだ。 難病にかかっても、左手を駆使して演奏を続けることができていること、 左手に感謝です。


 
 
 

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