治療法は1.服薬 2.ボッリヌス注射が一般的で
「早めの治療だと治療成績も良い。9割まで症状が改善する人もいる。
治療によって、うまくし症状をコントロールすることは可能」(坂本医師)。
薬の場合、抗てんかん薬やパーキンソン病などの薬が処方される。
ただ、副作用が強くでることがあり、眠気や集中力の低下の
症状が見られることもある。
注射は、緊張状態の筋肉にボツリヌス菌の産生する
神経毒素を打つことで神経をまひさせ、異常な運動を抑制する。
外科手術もある。東京女子医大脳神経外科の平孝臣教授は
ジストニアの手術治療の経験が多く、
局所性ジストニアの手の症状の手術だけでも年間30例程行っている。
手術は筋肉へ指示を出す脳の中の神経回路の一部を
電気で焼き固め、異常な指示が届かないようにする。
平教授は「容易な手術ではないが、この手術で、これまで10人に9人の割合で症状が出なくなった」と話す。
これまで10人に9人の割合で症状が出なくなった」
と話す。