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順調に

  • 小林洋子ピアニスト
  • 2014年9月18日
  • 読了時間: 1分

ジストニア症状は今現在も現れていない。

間違った神経回路が遮断されている間に、

脳は正しい新しい回路を作ろうとしているのだそうだ。

ボツリヌス菌が効いている間は3ヶ月~6ヶ月、

何とか鍵盤を押さえれれるようになるのは投与から1ヶ月~。

鍵盤を押さえられるようになってからがとても大事なのだと思う。

実際に経験してみて医師から伝えられることが理解できる。

私のようなボツリヌス菌投与から2ヶ月程経った時点で、

ジストニア症状がまた現れる人も中にはいるという。

スケールを弾いて全くスムーズにいかなくても

転んでも音が出ない箇所があっても、

そんなことは全くどうでもいいことなのだと今は理解できる。

麻痺が残っているから当然のことだ。

要はジストニア症状が出るか出ないかだ。

またこれから一ヶ月は、正しい新しい神経回路を作り出すかのように

大事に大事に練習するのみだ。

こんなに明るい兆しが見えてきているけれど、

私がまた思うようにピアノが弾けるようになるのか

(弾けない時期が約3年という長い時間のせいか)

全く信じられない夢のような話だ。

もちろん完治を目指し、希望を捨てずやってきたわけだけれど........。


 
 
 

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