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ミラーイメージ法

  • 小林洋子ピアニスト
  • 2014年11月6日
  • 読了時間: 1分

ここ数日、微妙に嫌な感覚があった。

左手で普通に出来ることが右手だとどうしても違和感を感じる。

嫌な感覚を思い出してはならない。

そんな時は自分で工夫して、嫌なイメージを頭から追い出す。

とは言っても非常に難しい。

昔の正しい感覚だけを思い出しながら、それを基盤として、

新しい神経回路を再編成する。

正に分岐点である。

ボツリヌス毒素で、間違った神経回路を遮断していたのだけれど、

毒素による麻痺が完全に取れようとしている今、

「本当に大事な時期ですよ。」と医師からも言われる。

「ミラーイメージ法」をやってみることになった。

ピアノの鍵盤の左側に鏡を置き、鏡を見ながら

右手で弾いて、健勝な左手で弾いているようにイメージする、

といったものだ。

難しいことだけれど、やるしかない。


 
 
 

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