早速、二つの鏡を使って、リアル感充分に鍵盤左側にセッティングする。
(大きめの鏡はすんなりとピアノ鍵盤左に置けないため、
それぞれ工夫して、私の場合はもう一枚の鏡、30cm程の細い棒、紐、養生テープを使う。)
鏡を見ながら右手で弾いて、左手で弾いているとイメージする。
左手で弾いている違和感のない感覚を脳に送り込み、
覚えこませるしかない。
ボツリヌス毒素を投与しました。
間違った回路は麻痺によって遮断されました。
3ヶ月程で麻痺がとれました。
さぁ、麻痺がとれたら右手は以前の健勝な右手に戻っていました。
なんてことは、あるはずがないわけだから、
ジストニアと向き合って努力し続けるしかない。
良い方向に進んでいると信じることが大事なのではないかと思う。