ゆっくり
- 小林洋子ピアニスト
- 2015年1月28日
- 読了時間: 2分
今日は、ついつい忘れがちになる左側の鏡を見ながら、
ゆっくりゆっくり、リハビリをやる。
不思議なもので、ほんの小さなことに気付いたりする。
ピアノは、鍵盤を押すことより、鍵盤からすばやく離すことの方が難しい。
学生時代から厳しく注意されていたことだ。
今、指の俊敏性のリハビリといったところでしょうか。
まだ麻痺がほんの少し残ってるので当たり前のことだけれど、
鍵盤から離す瞬発力に欠ける。
治りそうなのか、そうではないのか、私には皆目見当もつかない。
しかし、担当の先生がおっしゃるには、(治療を始めて2年)
ボツリヌス菌投与から半年が経ち、本当に明るい兆しが見えるとのこと。
2015.1.13 下行スケール
下行スケールの際、どうしても3指、4指、5指が極端に屈曲するイメージが
はっきりと残っているため、それを恐れることで、知らない間に特に4の指を
常に上に引き上げようとする力が働き、逆効果になっていることに気付く。
下行の際、恐れずに4指をリラックスさせると、何の問題もないことが判明した。
て、ボツリヌス毒素投与以前の状態に戻ってしまうのではないかと
不安に思うのはやはり良くない。
こうやって音型によって、どの指がどうなる等、
細かく分析して丁寧にリハビリを続ければ、
音型によっての意識も、最終的には無意識にできることが出来るだろう。
左手と同じように.............。
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