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小林洋子ピアニスト

音を紡ぎ始める日。


今の状態を維持させて、ただただ安定したいがためだけに、

毎日同じ方法でリハビリをやることだけは避けている。

その日その日で、常に微妙な浮き沈みがあり、症状も同じではないからです。

元々、膨大な量の反復練習がジストニアの原因の一つ

ではないかとされている中(定かではないが)、

怖くて何十回もの反復練習だけは出来なくなっています。

障害、病気、病変など呼び方は何であれ、この妙な症状がいつ始まったかを

正確に決定するのは難しい。長い闘いになることは覚悟できています。

フランシスコ・サン・エメテリオ・サントスというピアニストは、

普通に演奏が出来なくなるほど、

動作に支障がでたことに最初に気付いたのは2002年だったそうである。

そしていろんな時期を経て、2011年にはこのような言葉を残している。

「私の魂は再び語り始め、この手は再び夢に向かって音を紡ぎ始めている。」


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最終章vol.2

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