現在は微妙なところです。
指が鍵盤に触れてから、底に到達するまでの
スピードのコントロールが出来ない。
またその指をすばやく元の位置(指が鍵盤に触れているだけの状態)
に戻すことが困難です。
少し速いフレーズ(パッセージ)に関しては、次の音を出す前に、
その音の出るタイミングに到達する準備がすでに終わっている
という状態にはほど遠い。
左手は出来るのに、心に雑草が生えたみたいで気持ちが悪い。
まぁ、これが出来ればジストニアは完全に克服されたということであり、
今それが出来なくて落ち込むのは何の得にもならない(と分かってはいます)。
思い返してみて、昨年7月にボツリヌス菌を投与し、
麻痺が完全に取れる少し前(昨年の12月~今年1月)頃に
「もしかしたら治るかもしれない」と思えました。
しかし、現在諦めている訳でもなく、あの状態までもっていけたのだから、
悪いイメージは払拭して、長い闘いになりますが、
またトンネルの出口まで進んでいきたいです。