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音楽家のジストニア:リハビリ日記

診察では


診察ではいつものように、スケールの上行・下行を弾く。

確かに4指5指が屈曲しながら動いているのだけれど、

4指5指を必要とするときは、現在ちゃんと鍵盤に準備されているらしい。

それはそうだと思う。

でなければ、へたくそなガタガタのスケールでも、

止まらずに何往復もは出来ない。

重度のジストニアは、この屈曲した指は屈曲したまま。

だから先にも進まないし、げんこつのようなままで全く弾けない。

「良くなっている気はします」と言ったら「それはもちろん良くなっていますよ」

と言っていただいた。


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最終章vol.2

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