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ピアノに託す

  • 小林洋子ピアノ
  • 2016年12月30日
  • 読了時間: 1分

自分の「歌」をピアノに託せたら.....。

と思って、ずっとピアノ・音楽をやってきました。

私は、強弱もそうですが、それよりも音質で変化をつけることを理想としています。

自分の意思とは関係なく異常運動を起こしてしまう

脳神経疾患「局所性ジストニア」(の中で音楽をやっている

人の疾患を音楽家のジストニア・Musician's Dystoniaという)

と診断されて、ほぼ治癒したと感じられるまでに3年半を費やしました。

しかしながら、この疾患にかからなければ経験できなかった、

音楽的経験が私には出来ています。

「ジストニア」は、音楽人生において私に与えられたプロセスなんだと思っています。

音質・タッチで自分の「歌」をピアノに託せたら.....。

それを目指して進んでいきます。

もちろんジャズに大事な8分音符はかっこよく。

正直、あの「Musician's Dystonia」とはいったい何だったんだろう、と思う日々です。

分かっていることは、発症する以前より今現在のほうが、より深く音楽に接しているように思います。


 
 
 

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