簡単に言うとジストニアは脳神経回路がパニックを起こしている訳であって、ピアノ(楽器)を使ったリハビリを行う場合、健勝であった頃の神経回路に戻そうとするという考え方ではなく、新しい神経回路を作り出す、という考えのもとにリハビリをやってきた。またそう指導されてきた。
最近、果たして本当にそうなのか?という疑問が湧いてくる。
もちろん、ジストニアはまだ解明されていない部分が多々あり、何が原因で発症したかははっきりしていない。
ただ、たくさんの要因例は上がっているのも事実である。
私のように、奏法を大幅に変えようとしていた場合、もしかしてそれが原因かもしれないといった場合、
奏法を大幅に変えようとしていたことに対して、神経回路がパニックを起こしジストニア発症につながったとするならば、例外があるのではないか?
奏法を元に戻す(細かい身体の使い方までは思い出せないでいるが)、戻すことによって、すなわち神経回路を元に戻す、といった考え方も間違ってはいないのではないか、という一つの考えが浮かんだ。
その一つに、明確なのはまず椅子の高さを元に戻した。その結果、ぼんやりと以前はこうやって弾いていたかなぁと感じることも増えてきている。
具体的に記せるようになったら、またこのページに残したいと思う。