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小林洋子ピアニスト
2014年1月6日
本年も
変わらず根気良く、リハビリ治療治療を 続けていきます。 いつまで続くか見当もつかない 長い期間での治療になるので、 今年は特に、精神面との戦いでもあります。 心理的要素は、ジストニアを持つ音楽家の 回復過程に大きな関連性を持つと言われています。 ...
音楽家のジストニア:リハビリ日記
2013年12月26日
一年経って
治療を始めて一年になる。 このところの調子は低迷しているけれど、昨年の今頃に比べれば大きな進歩だと思います。 まだまだ先は長いと覚悟をし、ゆったり構えていこうと思います。 手の症状よりも心理状態が非常に悪化し、もう一度演奏するために闘い続けることの意味に...
音楽家のジストニア:リハビリ日記
2013年12月4日
分析
私の場合、もっとも特異な症状は、スケールで言えば上行は2の指がピンと上にまっすぐ伸び、 下降スケールでは、3、4、5の指が極端に内側に屈曲する。 それと、グランドピアノ、アップライトピアノ、電子ピアノの順に症状は悪化する。 先生も「不思議だね」と言っておられた。...
音楽家のジストニア:リハビリ日記
2013年11月29日
リハビリ
長期間・長時間、同じような動作を高い頻度で繰り返すことで誘発される神経系に生じる異変、 外傷や構造的な変化の証拠がみられないことから、 新しい神経の再編プロセスをたどり、異常な動きを無くしていくという考え方です。 新しい神経回路を作り出す、そのためのリハビリです。...
音楽家のジストニア:リハビリ日記
2013年11月22日
薬物療法
私の場合はたまたま薬による副作用も少なく、処方されたものを正しく服用しているけれど、 合わない方々は大変です。 極端に眠くなるとか身体がだるいとか吐き気がするとか、 このような問題によって薬の増量を中断することを余儀なくされる訳です。...
音楽家のジストニア:リハビリ日記
2013年11月4日
踏ん張りどき
このところの調子はdownしたり upしたり、同じようなところをウロウロしている感じです。 このような状態が続くときは、気持ちの維持や逆に切り替えも必要です。 考えてみれば、ピアノを頑張って練習してきて、自分が思っている音を少しでも出せるようになるまでには、...
音楽家のジストニア:リハビリ日記
2013年10月17日
第3の薬
10月に入って、3種類の薬とリハビリによっての調子はあまり変わらず、 よって第3の薬を3日間空けてまた飲用して、を繰り返してみる。 すると見事に変化が現れた。 第3の薬を飲まなかった日はメトロノーム60までガクンと落ち込み、...
音楽家のジストニア:リハビリ日記
2013年10月7日
低迷
このところ、これといった進歩も見られず。 メトロノーム60~100 (8分音符)を繰り返している。 悪くもなっていないし良くもなっていない。 この疾患にかかっている人の中で、うつ病になる方も少なくないと聞いています。 小さい頃から、顔を洗ったり歯を磨くのと同じように、...
小林洋子ピアニスト
2013年9月27日
ロベルト・シューマン
ロマン派の大作曲家 ロベルト・シューマンがピアニストへの夢を断念せざるをえなかった原因が このジストニアと言われていますが、現在でもこの難病には不明な点が多い中、 200年も前では、「Musician's Distonia 」なんて...
音楽家のジストニア:リハビリ日記
2013年9月19日
リハビリ帳
3種類の薬の服用により、メトロノーム80~120の間を行ったり来たりです。 (このテンポで8分音符を弾く) 毎回記していますが、ジストニア症状が現れないテンポです。 先は長いけれど、確実に進歩していることが、リハビリ帳によって確認することができる。...
小林洋子ピアニスト
2013年9月5日
楽器は何ですか?
東京女子医科大学付属青山病院にて、酒井直隆医師が日本初の「音楽家外来」を設けて下さり、 長年フォーカル・ジストニアの治療に関わってこられ、 そのお陰でこうして私も治療に通うことが出来ています。 最初に予約を入れた日は、受付の女性に「楽器は何ですか?」と聞かれました。...
小林洋子ピアニスト
2013年8月23日
少しずつ
2種類の薬を飲むようになって3か月ほど経ちました。 メトロノーム60~110を8分音符で。 比較的調子の良い日と悪い日とではかなり差がありますが、全体的には大分UPしました。 前年末にジストニアと診断され、リハビリを始めた際は、...
音楽家のジストニア:リハビリ日記
2013年7月11日
リハビリ曲
より症状が出やすい音型を自分で把握し、 そのようなフレーズやその他いろいろな音型が出てくる曲を探し、 日々のリハビリに変化をつけるのも大事なことかと思う。 こんなことでいいのだろうかと思いながらのリハビリは何の意味もない。...
小林洋子ピアノ
2013年6月28日
少しだけ進歩
2種目の薬は半量でしたが、本日より全量になりました。 メトロノーム40~80だったのが、2種目の薬の効果?で50~85になっていました。 私には薬の副作用があまりないことから、全量になったようです。 リハビリの際の集中力や気力を維持することは大変です。...
小林洋子ピアノ
2013年5月31日
二種目の薬
先月、一種目の薬を飲み始めた当初は、少し調子もUPしたけれど、 思っていた通り浮き沈みは激しく、本日から薬は二種類になった。 リハビリは、日々意識するポイントを変えたりしながら続けます。 意識するポイントといっても、自分でも模索中です。...
音楽家のジストニア:リハビリ日記
2013年4月8日
内服薬
先月末より薬の服用が始まりました。 一種類だけです。 そのせいかどうかは分かりませんが、メトロノーム80まで上げることが出来ています。 浮き沈みがあること
音楽家のジストニア:リハビリ日記
2013年3月13日
右手2の指
少しテンポアップしようとすると、3指4指5指が屈曲するのに加えて、 やはり2の指はピンと上方に伸びたままで、今まで見たこともない指の動きに唖然とする。 根気よくリハビリを続けるしかありません。 大事なのは、「以前のように」ではなく、...
音楽家のジストニア:リハビリ日記
2013年3月7日
低迷
このところ低迷状態が続いている。 速さだけで言えばメトロノーム40~60で、8分音符2個ずつ。 この速さまでが、症状が出ないということである。 これ以上では、やはり3指4指5指が内側に屈曲し、 必要とする時も、指は正しい位置にもっていくことはできない。
小林洋子ピアニスト
2013年2月26日
Combination Of Diminished Scale Phrase
2013.2.26 Combination Of Diminished Scale Phrase 症状の出やすい動きを認識し、 その音型をフレーズにして始まった今月のリハビリ。 初めはメトロノーム80に一音だったけれど、 現在は140に一音まで進むことが出来た。 ...
小林洋子ピアニスト
2013年2月21日
病院にて
診察室から、 泣きそうな顔をして出てくる若い女性がいた。 たぶん音大生だろう。 「自分の身に何が起こっているの?」 といった感じなのでしょう。 これからという人には、本当に残酷な現実だ。 私は、長い間音楽と関わり、 喜びも感動もたくさん経験してきました。 ...
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